第23回 いしのまき本の教室
「ちいさく本をつくってみる」
が3月8日に開催されました。
本や雑誌をつくること、やってみたいけどどうすれば最初の一歩が踏み出せるか、そんな本づくりの入り口になるような本の教室として、作家のあまのさくやさんを講師にお迎えし、ZINEづくりについて学びました。



参加者は20名ほどで満員御礼、会場は幾ばくかの熱気に包まれました。
参加した方は、今まさに作っているところだったり、ずっと構想を練っているけどなかなか形が決まらないなど、まさに本づくりにむけて実際に動いている方が多かったです。

前半はあまのさんの今までの道のりをお聞きしました。東京でのご両親の介護を経て岩手県紫波町に移住し、現在は紫波町図書館の館長をつとめるあまのさん、人生のいろいろな場面で、ZINEづくりがともにあったということがつよく印象に残りました。

最後の発表では、ぜひ読んでみたい面白そうなZINEのアイデアがたくさん飛び出し、それに対してあまのさんから具体的なアドバイスがあり、どんなものができるのかイメージが膨らみワクワクしました。参加者ひとりひとりの珠玉のアイデアに、会場全員で耳を傾け、時に盛り上がり、時にあまのさんからの話に相槌を打っていました。


参加されたみなさん、講師のあまのさくやさん、ありがとうございました!
参加者のみなさんのZINEが完成したあかつきには、ぜひまちの本棚にお持ちいただけたら嬉しいです。


あまのさくやさんのZINE「はんこ作家の岩手生活」(上)、(中)、「SLOW CHANGE」は引き続き販売しています。
本や雑誌をつくること、やってみたいけどどうすればよいか、最初の一歩が踏み出せたでしょうか?
石巻まちの本棚では今後もZINEづくりをテーマとした本の教室を開催する予定です。
みなさんもちいさく本をつくってみませんか。
第23回 いしのまき本の教室
「ちいさく本をつくってみる」
ゲスト あまのさくや(作家)
参加費:1,500 円
日時:2025 年 3 月 8 日 (土) 18 時~20 時
(開場 17時半)
参加者: 20名
会場:石巻まちの本棚
【あまのさくや】
作家。1985年生まれ。著書に『チェコに学ぶ「作る」の魔力』(かもがわ出版)、『32歳。いきなり介護がやってきた。』(佼成出版社)、『はんこ作家の岩手生活』(生活綴方出版部)がある。2021年3月より、岩手県・紫波町に移住。2024年10月から紫波町図書館長に着任した。 岩手県内や各所でZINE作りのワークショップを開催している。チェコ共和国への偏愛が高じてチェコ親善アンバサダーもつとめる。
写真:阿部朋未