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『震災後のエスノグラフィ』刊行記念イベント ー震災の「語り」のまわりのはなし

日時:2023年9月16日(土)18:00-20:00

場所:石巻まちの本棚(宮城県石巻市中央2-3-16 たん書房ビル1F)

『震災後のエスノグラフィ』刊行記念イベント ー震災の「語り」のまわりのはなし
日程:2023年9月16日(土)18:00-20:00
参加費:1,000円

1995年に起きた阪神・淡路大震災の体験手記を集め、手記集として出版してきた「阪神大震災を記録しつづける会」。この団体の活動を途中から引き継いだ著者の高森順子さんは、約15年にわたり続けてきた研究活動を『震災後のエスノグラフィ——「阪神大震災を記録しつづける会」のアクションリサーチ』として今年3月に出版しました。
今回のイベントでは、福島県浪江町出身で、東北を中心とした震災当時子どもだった語り手たちのコミュニティ発起人の清水葉月さん。
清水葉月さんとともに、震災のをめぐる「語り」について考えます。「震災の語り」といっても、内容や語り方だけではなく、語り出す前に悩んだり、語った後に納得できなかったりといった、これまであまり語られてこなかった「語り」の「まわり」の話を、来場者のみなさんとともにゆるやかに語らい、これからの「語り」を手探りしていければと思います。
みなさまのご参加、お待ちしております。

高森順子(たかもりじゅんこ)
1984年兵庫県神戸市生まれ。博士(人間科学)。災害体験の記録や表現をテーマに研究している。2010年より「阪神大震災を記録しつづける会」事務局長。愛知淑徳大学助教などを経て、現在、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]研究員。近著に『10年目の手記—震災体験を書く、よむ、編みなおす』(共著、生きのびるブックス、2022年)。今年3月に『震災後のエスノグラフィ—「阪神大震災を記録しつづける会」のアクションリサーチ』(明石書店、2023年)を出版。

清水葉月(しみずはづき)
1993年福島県浪江町生まれ。高校2年生の時に東日本大震災を経験し、関東へ避難。大学卒業後に宮城県女川町・石巻市で放課後の学習支援や子どもの声で運営する児童館職員など子ども支援の活動に携わる。現在は(一社)Smart Supply Visionにて、子ども若者の声を届ける”未来をつくる声を届けるプロジェクト”を行う。震災を語る若者たちのコミュニティ発起人。

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