あの人の本棚

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「暮らしの道具 松野屋」店主
松野弘さんの本棚

展示期間:2015年7月〜8月

1953年東京生まれ。民芸やアメリカのヘビーデューティー、ブルーグラスミュージックに大きな影響を受け、現代の荒物雑貨としての「暮らしの道具 松野屋」を営んでいる。

私の若い頃、1970年代中盤に民衆的手工芸としての民芸から用の美を学び、Made in U.S.Aカタログから丈夫さ一点バリのアメリカのヘビーデューティーのかっこよさを知り、Foxfire-Bookからどこで誰がどんな材料でどんな風に日用品が作られているかを知る事の大事さを学びました。
私自身二十代中盤に京都へ丈夫な帆布の鞄作りの修行に出て、帰京後家業である鞄問屋を鞄も含めた自然素材の日用品としての荒物雑貨問屋に徐々に方向転換していきました。
商う商品も買いやすい価格で、丈夫でながく使う事ができ、どこで誰がどんな材料で作っているかを確かめるために全国を歩きまわっています。
そんな商売のやり方も、若い頃読んでいたこれらの本から大きな影響を受けたと思います。

表紙をクリックすると各書籍の情報が見られます

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