体験作家
中野純さんの本棚
展示期間：2015年3月〜4月
中野純(なかの・じゅん)。1961 年東京生まれ。月遊び、闇遊びなどの新しい体験を作り体験を綴る、体験作家。ナイトハイク、夜散歩、洞窟巡りなどを案内する、闇歩きガイド。『月で遊ぶ』(アスペクト)『、「闇学」入門』(集英社新書)『、闇と暮らす。』(誠文堂新光社)、『夜旅』(河出書房新社、写真/中里和人)、『庶民に愛された地獄信仰の謎』(講談社+α新書)ほか著書多数。夫婦で私設図書館「少女まんが館」も運営する。
日本人は古来、世界に類を見ないほど格別に月に親しんできました。日本は日本というより月本(ゲッポン)です。私たちが月の国の末裔だということを思い出すための本を、蔵書の中から選んでみました。メインは少女まんが館の蔵書から選んだ「月の少女まんが80冊」。少年まんがなどと比べて、少女まんがは月の登場率がとても高いです。月はもうひとつのお天道さまとして、夜の夢をやわらかく照らしてきたのです。
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