まちの本棚だより

本棚くん

2019.7.25 石巻一箱古本市2019開催しました! text by 本棚くん

石巻一箱古本市2019 in STAND UP WEEK 終了しました!
今年で8回目ということもあり、8にちなんだルートを設定し、
8つの出店場所をめぐり、まちなかを回遊しながら本との出会いが楽しめる一箱古本市を計画しました。

事前の助っ人さん募集もこれまでで一番多くの人が、お手伝いに名乗りをあげてくれました。
当日は石巻まちの本棚を一緒に運営する一箱本送り隊のメンバーや、毎年遠方から助っ人として駆けつけてくれる面々も集い、年に1度の楽しい同窓会的な一面も。

雨のおそれもあり、心配していましたが、なんと快晴の1日。
今年の出店者30箱のうち県外からの出店者は9箱、県内21箱。
岩手,山形,福島からの出店も多く、文字どおり東北を代表する一箱古本市になりました。

今年も、地元福祉施設あっぷるじゃんぷの子どもたちに、スタンプラリーのスタンプを作成してもらいました。
こどもたちが「8」をキーワードに発想した様々なイラストがマップを彩りました。
個人的には尺八を書いてきた子がいてシブいなと思いましたが笑

完走の景品にはまちのお菓子屋さんChez Setta(セッタ)さんが焼いてくれた特製8の字クッキーをプレゼント。
なにからなにまで8づくしの今回の一箱古本市。

会場のひとつCOMMON-SHIP橋通りには仙台から、つれづれ団が駆けつけて「BOOK SUMMER VACATION」と題して様々なワークショップを開催。
私は「ボン中元」サービスを利用しました。顔の見えない誰かのために、会場をまわり本を選び、お中元を届けると、また誰かが自分のために本のお中元を選んでくれるという仕組み。

旧観慶丸商店では石巻で開業したふたつの古書店にも参加してもらいました。
同時開催の「昭和の石巻」映像上映では東工大真野研究室による地図ワークショップも開催。ここで生まれた思い出街歩きマップも販売しました。

今年の出店者さんたちはとても個性的。
官能小説から、青春のための選書、子ども店舗まで、まさにまちじゅうが大きな本屋さんになったかのよう。

こと石巻では地元に関心をよせる人たちが多い気がします。
本を通じてなにかをしたい人たちとの、たくさんの出会いもありました。

表彰式は旧観慶丸商店でおこなわれました。
ISHINOMAKI2.0賞は「石巻日日こども商店」さん。
石巻商工信用組合で出店していました。
なんと46冊もの本を1日で手渡し、子どもたちは各自売り方を工夫して、本屋さん体験を通じて大きく成長したようです。

一箱本送り隊賞は
同じく石巻商工信用組合で出店していた「リーブレリ風」さん
石巻で活躍されていたお父様の画集や美術書を、その価値がわかる人に手渡したいという思いのもとお店づくりをされていました。

そして
石巻まちの本棚賞は、「private books PAYANCA」さん。
前回は岩手県花巻市からの出店でしたが、今年は東京に拠点を移し東京からの参加でした。
看板や本を並べた雰囲気がとても楽しく、チョット変わった雑誌も並んでいました。

今年は工事中の場所も多かったですが、まちの変化を楽しめるのも石巻一箱古本市の醍醐味と言えるでしょう。
一箱古本市の発起人であるライターの南陀楼(なんだろう)さん曰く、
全国津々浦々に広がった一箱古本市のなかでも、
まちを回遊して楽しめる一箱古本市で、続いているのは本家、不忍の一箱古本市とココ石巻だけだということでした。
来年は工事中だった場所も新たなまちの景色をつくっていることでしょう。
また来年、石巻一箱古本市でお会いしましょう。

(かつ)

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